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2018年05月16日

「目やに」のお話


スマホやパソコンなど、目を酷使することが増えた現代人には
「目の不調」を感じている方がたくさんいます。

ひと言で「目の不調」と表現していますが、現れる症状はさまざまですし、
「そうたいしたことはないだろう」と見過ごされているケースも少なくありません。
そんな「目の不調と病気」について、今回は「目やに」を確認していきましょう。

◆目やにが出る…その原因は?

目やにが発生する原因は2つあります。

1つは、目の代謝活動で作られるもの。

目も身体の他の組織と同じように代謝をして、古い細胞を入れ替えています。
朝起きたときに見られる少量の目やにというのは、身体の正常な代謝活動の老廃物です。

もう1つは、目の炎症反応で作られるもの。

この場合には、病気の種類によって、色や状態が少し異なってきます。
細菌による感染が原因の場合には、黄緑色でドロっとしたうみ状の目やにが発生します。
花粉症などのアレルギーが原因の場合は、涙のようにサラサラした水状の目やにが発生します。
ウイルスによる感染が原因の場合は、白くネバネバと糸を引いたような目やにが発生します。

このように、目やにが発生する原因によって、色や状態はさまざまですので、
病気のサインのひとつとして、よく観察しておくことが重要です。

◆目やにが出る時には?

目の病気の炎症反応として目やにが発生するのは、
細菌やウイルスなどの異物が目に侵入したときに、身体で起きている免疫反応の1つです。

体内の白血球によって、取り込まれたり分解されたりした異物が、体外に排出されています。
この場合の目やにの中には、細菌やウイルス、細菌と闘った白血球などが含まれています。

いつもと少し違う目やにが出る場合には、
細菌やウイルスがいる可能性が考えられるということですから、
少し注意したほうが良いでしょう。

清潔なティッシュペーパー、ガーゼ、綿棒などで拭き取り、きちんと処分するようにしましょう。

また、拭き取った後は、手を石けんで洗いましょう。

原因を知るためには、眼科を受診するのが一番です。

たかが目やにと安易に考えずに、いつもと違う目やにが出る場合には、医師の診察を受けてください。

気をつけておきたいのは、治療で使う点眼薬です。

目やにの中には細菌がいる場合がありますので、
目薬をさすときに目薬の先がまぶたにくっついてしまうことを避けなければいけません。

目薬の先とまぶたがくっつくと、目薬の中に目やにや菌が入り、薬の中で繁殖してしまうことがあります。

目薬を清潔に保つために、点眼薬の効果を得るために、正しい点眼方法を心掛けましょう。

posted by あまの眼科 at 08:00| 眼の不調と病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月27日

『目の不調』はありませんか?


スマホやパソコンなど、
目を酷使することが増えた現代人には「目の不調」を感じている方がたくさんいます。

ひと言で「目の不調」と表現していますが、現れる症状はさまざまですし、
「そうたいしたことはないだろう」と見過ごされているケースも少なくありません。

このブログを通じて「目の不調と病気」を解説していますが、
今回は「目のかすみ」を確認していきましょう。

◆目のかすみ…その原因と対策は?

目のかすみ(目がかすむ)とは、
モノが見えづらい(かすんで見える)、ピントが合わない、ぼやけるなどの状態を指しています。
目の充血やけいれん、肩こり・頭痛などの症状をともなうケースもあります。
目のかすみの原因になるのは、主に4つ考えられます。

1)目の疲れ(眼精疲労)
スマホやテレビ、パソコンの画面など近くを長時間見続けたりすると、
目のピント調節機能が低下してしまうため、目のかすみが起こります。
最近では、長時間のスマホ利用によって、夕方になると老眼のような状態になる方も多いようで、
「スマホ老眼」なんていう言葉もあるそうです。

2)加齢
年齢を重ねるとともに、ピントを合わせる機能が衰える方が多く
遠くのモノはハッキリ見えるのに、近くのものが見えづらいことで、目のかすみが起きます。

3)目の病気
目のかすみは、
白内障や緑内障、ドライアイ、糖尿病(糖尿病網膜症)などの病気が原因で起こることもあります。
白内障は、目の中の水晶体が白く濁ることにより、霧がかかったように目がかすみ、視力が低下します。
急性の緑内障では、急激に眼圧が上昇し、目の痛みや目のかすみなどの症状を引き起こします。
ドライアイ(涙が不足し、眼が乾いて傷つきやすい状態)は、重症になると眼の表面に無数の傷がつくことがあり、その症状として目のかすみが現れます。

4)コンタクトレンズ
コンタクトレンズの乾燥、コンタクトレンズの長時間使用、コンタクトレンズの汚れが原因で
かすんだように見えることがあります。
また、度の合っていないメガネやコンタクトレンズの使用は
目のピント調節機能がうまく働かなくなってしまうので、目のかすみの原因になることがあります。
まずは、スマホやパソコンの長時間使用を避け、適切なまばたきを意識するなど、
適度に目を休めることで目の疲れを取ることがひとつの対策にはなります。
ただ、目を休めても目のかすみが続くようであれば、
目の病気ではないか、メガネやコンタクトレンズの度が合っているかなど、
きちんと検査したほうが良いでしょう。

目のかすみと言えば、目の疲れが原因と思う方が多いかもしれませんが、
実は重大な病気がひそんでいるケースもありますので、症状があれば眼科を受診しましょう!

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2018年02月06日

「目の不調」はありませんか?


空気が乾燥する冬、そして2月の後半ぐらいからはスギ花粉が飛び始めることもあり、
目の不調を感じる要因が多くなる季節です。

ひと言で「目の不調」と表現していますが、現れる症状はさまざまですし、
「そうたいしたことはないだろう」と見過ごされているケースも少なくありません。

これから医院新聞を通じて少しずつ、「目の不調と病気」について解説していきたいと思っています。

今回は「目の充血」と「目の疲れ」について、一緒に確認していきましょう。

◆目が赤い(充血している)

目の充血とは、白目の部分の血管が拡張し、赤く見えることをいいます。
目が充血する原因は、外部からの刺激や病気による炎症と、目の酷使による疲れなどが考えられます。
外部からの刺激とは、目にゴミが入る、コンタクトレンズの調子が良くない、
強く目をこすった、プールに入ったなど、目に負担や刺激を与えることで充血します。

また、長時間ディスプレイを見続けている、睡眠不足が続いているなど、
目を酷使する環境にいる場合や十分な休息を取れていない場合にも、目は充血します。
痛みが無い場合には、目を休めることで回復することが多いですから、休息をとるようにしましょう。

なかなか目の充血が取れない場合や痛みを伴う場合には、目の病気が原因となっているかも知れません。
アレルギー性結膜炎(花粉症)や感染性結膜炎、ドライアイ、ぶどう膜炎などの病気では、
炎症による充血を引き起こすことがあります。
目が赤い、目が充血して痛みがある、目の不快感が続く場合は、眼科を受診してください。

◆目が疲れる

目の疲れと言うと、スマホやパソコンなどを使うことで目を長時間酷使したことによる
「眼精疲労」のイメージが強いかもしれません。

特に、ディスプレイなどを長時間見続けるとまばたきが減少する傾向にあるため、
目が乾いてしまい、よりひどく目の疲れを感じやすくなります。

また、メガネやコンタクトレンズの度が合っていないことや
老視(老眼)も必要以上に目を使うことになるため、眼精疲労の原因となります。

あるいは、ストレスや肉体疲労、睡眠不足が原因で目に疲れを感じているケースもあります。

このように何気ない日常生活の中に目が疲れる原因があることも少なくありませんが、
普段の生活をしているためにその原因には気づきづらいのも事実です。

一方で、目を酷使すること以外にもドライアイや
緑内障などの目の病気が原因で目の疲れを感じている場合もあります。
十分な休息をとっても症状が改善しない場合には、眼科を受診して、
目が疲れる原因を見つけて対処したほうが良いでしょう。
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