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2021年10月12日

『医食同源』食べることから健康に!身体を温める食材で免疫力UP!

11月初旬には立冬を迎え、暦の上ではもう冬です。
これから、朝晩の冷え込みがさらに厳しくなります…

冬は風邪やインフルエンザが流行る時期で、お年寄りや小さなお子さんがいるご家庭では、特に注意が必要です。

冬の乾いた冷たい空気は、私たちの身体を冷やします。身体が冷えると免疫力が低下してしまい、風邪をひきやすくなってしまいます。

風邪をこじらせてしまうと、肺炎になる心配もあります。

冬に風邪やインフルエンザにかからないように、栄養をしっかり摂取し、身体を温める食材も積極的に摂取しながら、免疫力を高めておくことが大切です。

◆ 冬支度にオススメの食材は?

冬の風邪やインフルエンザの予防を考えて、食生活にも気を配っておきたいこの冬支度の時期、おすすめの食材のひとつが根菜類です。

根菜類には、身体を温める効果があります。根菜の多くは夏に旬を迎える野菜と比べて水分が少ないので、身体を冷やさないのです。

根菜類は食物繊維を豊富に含むということもあり、胃腸の働きを高めてくれる効果もあります。

豊富なビタミンを含みますので、血行を促進させ、毛細血管が弱らないようにする効果もあります。
ではなく、エネルギー源となる炭水化物や脂質、身体をつくる材料となるタンパク質も必要です。

それゆえに、普段からバランスの取れた食生活が大切ですが、寒さで身体が弱りやすくなるこれからの時期は、なおさら食生活のバランスが大切になります。

そう考えると、根菜類にゼラチン質が多い魚介類や鶏の手羽先などの動物性たんぱくを上手に組み合わせると、栄養のバランスもかなり良くなります。

栄養バランスと身体を温めることで免疫力を高め、これからやって来る冬の寒さ負けない身体をつくるためにも、根菜類を上手に使ってみてはいかがでしょう?


≪ 冬支度にオススメ! 根菜類のレシピ ≫

鶏手羽中と根菜のポトフ

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<材料(2人前)>
・鶏手羽中 150g   ☆コンソメ顆粒 大さじ2
・ニンジン 1/2本   ☆砂糖 小さじ1
・カブ 1個   ☆すりおろし生姜 小さじ1
・レンコン 50g   ☆白こしょう 少々
・ごぼう 50g 
・水 1,000ml   ・小ねぎ (小口) 10g

1)ゴボウを水洗いし、皮をこそいでおく。
2)ニンジンとカブとレンコンは皮をむき、いちょう
切りにする。ゴボウは5mm幅の斜め切りに。
3)鍋に水、2と鶏手羽中を入れ、中火にかける。アクが出たら取り除く。
4)3に火が通ったら、調味料を入れ、味が馴染んだら火を止める。
5)4を盛り付け、小ねぎを散らしたら完成!
(レシピ参照:クラシルさん)
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2021年06月01日

『医食同源』食べることから健康に!食欲の秋に胃腸の調子を整える食材は?

秋と言えば…やっぱり「食欲の秋」ですね!

とはいえ、美味しいものが多いからと、ついつい食べ過ぎてしまい、胃腸の調子を崩してしまうことには気をつけたいものです。

特に、夏の疲れに気候の変化が重なるこの時期は、体調不良や胃腸の疲れも起こりやすいもの。

食べる楽しみが広がるこの季節だからこそ、胃腸の調子を整えてくれる食材を紹介しましょう!

◆ 胃腸の調子が崩れるとどうなるの?

胃腸には食物から栄養を取り込む「消化吸収」と、身体の老廃物を体外に出す「排泄」という役割があります。

この胃腸の働きが不調になると、便秘や下痢、口内炎、あるいは肌荒れや口臭などのトラブルが起こります。

また、腸内環境が悪化することで、免疫力が低下してしまい、健康に大きな影響を及ぼすこともあります。

◆ 秋に胃腸の調子を崩す原因

秋に胃腸を崩す原因には、次のことが考えられます。

・食べ過ぎ飲みすぎ

夏の間は冷たいものをたくさん摂取し、秋になって旬の味覚を食べ過ぎたりすると、胃腸の調子は崩れます。

・ストレス、疲れ

夏の疲れを感じたり、夏の疲れからストレスを感じたりすると、胃腸の調子を崩しやすくなります。

・早食い

早食いは消化不良を起こしやすく、また満腹感を感じる前に次々と食べてしまい、結果として食べ過ぎになって胃腸の調子を崩します。

◆ 胃腸の調子を整える「秋の味覚」は?

秋の味覚のうち、胃腸の調子を整えてくれるおすすめの食材は、サツマイモです。

薬膳の世界ではサツマイモを蒸す「ふかし芋」は、胃腸を元気にしてくれる効果があると考えられています。

サツマイモは、柑橘類に匹敵するほどビタミンCを豊富に含んでいる食べ物で、ビタミンB群、β-カロテンも豊富に含む、栄養満点の食材です。

≪ 胃腸の調子を整える サツマイモのレシピ ≫

さつまいもの
レモンバターソテー

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<材料(2人前)>
・さつまいも 200g   ・レモン汁 小さじ2
・有塩バター 20g    ・塩こしょう 少々
・パセリ 適量

1)さつまいもを皮付きのまま千切りにし、ボウルに入れた水に5分ほど浸す。
2)フライパンにバターを入れて中火で熱し、溶け始めたら水気を切った1を入れ、塩こしょうをして、焦げないように火加減を調節しながら炒める。
3)火が通ったら、レモン汁を入れて、さっと炒めて火を止める。
4)器に盛り付け、パセリを振りかけて出来上がり!
 (レシピ参照:アスレシピさん)
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2021年03月02日

『医食同源』食べることから健康に!夏バテ対策に効果的な食事のポイントは?

◆ 夏バテとは?

夏バテという病気はありません。夏バテは、高温多湿の日本の夏の暑さからくる体調不良のことです。

夏バテの症状には、「食欲がない」「ぐっすり眠れない」「疲れやすい」などがあります。

夏バテは、夏の暑さの中で一生懸命体温調整をしようとして、自律神経が疲弊して乱れてしまうことが原因と言われています。

冷房で冷えすぎた室内と屋外との温度差も、自律神経を乱す原因となります。

◆ 夏バテ予防に必要な栄養は?

暑くて台所に立つのもおっくうで、つい簡単なメニューにしてしまうと、タンパク質が不足しやすくなります。

糖質や脂質はエネルギー源になりますが、エネルギーの運び役となる血液、エネルギーを作り出す筋肉をつくりだすのはタンパク質です。

身体に十分なエネルギーを行き渡らせるのがタンパク質なので、意識的に摂りましょう!特に、夏のタンパク質でおすすめなのが、豚肉です。

糖質や脂質からエネルギーをつくり出すために、円滑にエネルギーをつくる手助けをしてくれるビタミンB群が必要になりますが、豚肉はビタミンBも豊富です。

夏はたくさん汗をかきますから、汗とともに失われてしまうビタミン、ミネラルも摂取しておきたいものです。

夏野菜のパプリカはピーマンの仲間ですが、ビタミンC・E・Aが豊富で、ピーマンと比べるとビタミンCは約2倍、カロチンは約7倍もあります。

梅干し、酢、レモンなどはクエン酸を含んでおり、疲労回復に効果的です。食欲がない時は、大葉やしょうが、カレー粉などを使うと良いでしょう。

料理で火を使うのは暑くて大変で、冷たいメニューが多くなってしまいますが、冷たい食事は胃腸の働きを弱めますので、これも要注意です。

≪ 夏バテ対策にピッタリの豚肉レシピ! ≫

ブロッコリーと
ひき肉の辛みそ炒め

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<材料(1人前)>
・ブロッコリー 1/2株
・豚ひき肉 150g   ・ショウガ 1片
(A)みそ 大さじ1/2 (A)みりん 大さじ1
(A)しょうゆ 小さじ1 (A)豆板醤 小さじ1/2

1)ブロッコリーは小房に分ける。ショウガはみじん
切りにする。(A)を混ぜておく。
2)フライパンにブロッコリーと水大さじ2、塩少々
(ともに分量外)を入れ、ふたをして中火にかけ、
2〜3分蒸し煮する。火が通ったら、ザルにあげる。
3)豚ひき肉とショウガをフライパンで炒めて、火が
通ったらAを加えてひと混ぜし、Aを入れて、全体
にからめる。  (レシピ参照:アスレシピさん)
posted by あまの眼科 at 00:08| 目に良い食べ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする