前回お話させていただいた白内障の治療のお話、
今回は「手術による治療」についてお話したいと思います。
● 手術による治療
白内障が進行してしまった場合には、
手術以外には視力を回復する手段はありません。
薬では、水晶体の濁りを完全に取り除くことができないからです。
「なるだけ手術を受けずに治したい」という気持ちは、
どんな病気になったときにでも同じことだと思います。
他の病気では手術による治療が避けられない場合があるのと比べると、
白内障は、生活に支障は出るものの、絶対に手術をしなければならないものでもありません。
ただし、生活に支障が出る度合いが大きくなれば、
手術以外の対応策が今のところないのも実情です。
運転免許証の更新に必要な視力が得られない、
仕事に著しい支障が出る場合など、
手術による治療の必要性やタイミングには個人差があるかと思います。
あるいは、糖尿病などの持病をお持ちの方の場合には、
手術の必要性が増す場合もあります。
日常生活に支障があれば手術を検討したほうが良いで
すし、ご自身の手術の必要性や視力回復の可能性につい
ては、医師とよく相談して決めるのが良いでしょう。
次回は、手術についてもう少し詳しくお話しますね。


