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2015年03月17日

緑内障と白内障〜5〜


“緑内障”と“白内障”のお話、
前回は白内障の『原因』についてお話しました。
今回は、白内障の『治療』についてお話したいと思います。
白内障の治療には、点眼薬・内服薬の投薬治療、手術などのアプローチがありますが、
今回は投薬治療についてお話しますね

● 投薬治療

早期の白内障の場合には、点眼薬や経過観察で様子を見ることがあります。
また、少し症状が進行している場合には内服薬で様子を見ることもあります。

ただし、白内障の根本原因である“水晶体の濁り”は投薬治療で取り除けませんので、
投薬治療は「症状の進行を遅らせる」効果を期待した治療になります。
投薬治療の効果については、症状や個人差による違いがあります。
初期の白内障の場合は、点眼を続けることで白内障の進行が遅れる方や、
点眼を始めたことによって急に調子がよくなるという患者さんも実際にいらっしゃいます

しかしながら、薬自体は水晶体の濁りを取り除くものではないため、
進行してしまった白内障の場合には、ほとんど効果が期待できないのも事実です。
したがって、症状が軽度で、あまり視力への影響が無い場合には、
点眼薬や内服薬による進行予防が治療の選択肢のひとつとなります。
また、投薬は進行予防に働くものではありますが、完全に進行を防ぐことはできません。
これは、老化現象を防ぐことができないことと同じ理屈です。

投薬治療は進行を遅らせるための治療ということになりますが、
若々しさを保つために女性がお肌のお手入れをするのと同じで、
「何もしない」よりは「努力することによって進行を遅らせる」効果は期待できます。
点眼を勧められた場合には、点眼を継続して経過を観察するようにしてください。
posted by あまの眼科 at 15:41| 緑内障と白内障 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月13日

緑内障と白内障〜4〜


“緑内障”と“白内障”のお話、前回は白内障の『症状』についてお話しました。
今回は、白内障の『原因』についてお話したいと思います。

● 白内障の原因
目をカメラに例えてみたときに、レンズの働きをしているのが水晶体です。
白内障は、この水晶体が白く濁ってくる病気です。
水晶体が濁ってしまう原因は、主に3つ考えられます。

@ 加齢
白内障の原因で最も多いのが年齢によるもので、“老人性白内障”とも呼ばれます。
つまり、白内障は老化現象のひとつなのです。
年齢を重ねると、足腰が弱ってきたり、体力が落ちて風邪を引きやすくなったり、
身体機能が低下してきます。
目の機能にも老化現象があり、水晶体が加齢によりだんだんと濁ってきて、
物が見えにくくなったり、ダブって見えたりしてくる病気が白内障です。
近年は急速にパソコンが普及したことや、
オゾン層の破壊で有害紫外線が増えたことなどが原因となり、
白内障の若年化が目立ってきています。
早い人では30歳代後半から発症しているケースもありますが、
一般的には、60歳代の70%、70歳代の90%、
80歳以上になるとほとんど100%の人が白内障を発症すると言われています。
進行のスピードは人によって違いますが、
10年、20年の時間をかけてゆっくりと進行します。
症状は、物が二重に見えたり、ぼやけて見えたり、
さらに進行すると視力が低下していきますが、
白内障になっていても生活にまったく影響のない人もいます。
ですから、年齢を重ねて視力が落ちてきたからと言っても、
すべてが白内障というわけではありません。
中には網膜の障害や、
光を感じる神経から脳に至る経路の障害などが原因で視力が落ちることもありますので、
加齢による白内障だと自己判断するのは危険です。

A 糖尿病とアトピー性皮膚炎
白内障の原因の中でも、糖尿病やアトピー性皮膚炎などの場合、
比較的早い年齢で発症することが多く、生活習慣の変化などにより最近増えてきています。
糖尿病やアトピー性皮膚炎を原因とする場合は、合併症として白内障の症状が現れます。
加齢によるものは仕方のないところはありますが、
糖尿病やアトピー性皮膚炎を原因とするものについては、定期的に診断を受け予防することが大切です。

B 外傷など、その他の原因
そのほかにも、外傷や薬の副作用、先天性のものなど、
白内障の原因はいくつか考えられるものがあります。
また、近年注目されているのが、紫外線などによる「活性酸素」です。
活性酸素が水晶体の中のたんぱく質を酸化させて、
白く濁らせ、白内障となってしまうのです。
一度濁ってしまった水晶体は透明に戻ることはありませんが、
体の中の余分な活性酸素を減らすことは可能ですから、活性酸素を減らす工夫が重要となります。
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2014年12月22日

緑内障と白内障〜3〜


今回は、ご自身でも分かる白内障の初期症状のチェックポイントをより詳しく確認していきます。

白内障は、両目共に同じ症状ということはありませんから、
初期症状をチェックするときには片目ずつ行うようにしてください。

● 白内障の初期症状のチェックポイント

1. 視力低下
少しずつ細かい文字が見えにくくなります。
老眼と違って、眼鏡を掛けてもよく見えなくなります。

2. まぶしい
電灯や太陽を見たときにまぶしさを強く感じます。
照明がキラキラして見えたり、
夜道に車や自転車を運転するときに対向車のライトがとてもまぶしく感じて気になるようになります。

3. かすみ目
目の前に霧がかったように、ぼんやり見えます。

4. ものを見ると二重三重に見える
片目で見ていても物が二重三重に見えたりします。
ただし、両目で見ても二重に見える場合には、他の眼の病気の可能性も考えられます。

5. 明るいところで物が見えにくい
光の反射や眩しさによって、明るいのに見えにくくなります。

6. 暗いところで見えにくい
光が眼の中に入る量が減るために、暗い場所ではよけいに見えにくくなります。

7.一時的に近くが見えやすくなる
老眼の方では、老眼が治ったと誤解される方がいらっしゃいますが、
眼の老化が逆戻りして、老眼が治ることは決してありません。
一時的に見えやすくなったとしても、そのうち再び、全体が見えずらくなってきます。

ここにあげた症状は、いずれも初期症状ですから、要注意です。
このような症状がある場合には、早めに眼科で検査を受けましょう。

posted by あまの眼科 at 16:00| 緑内障と白内障 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする