緑内障と白内障シリーズ、
前回、緑内障の症状についてお話しました。
今回はどのように視野が欠けていくか、イメージ図で確認したいと思います。
【初期】
自覚症状はほとんどありません。
【中期】
自覚症状がない方も数多くいます。
【重度】
周りの視野が大きく欠けます。
視野障害を生じるものの、実際には見えていないことを
自覚することはほとんどなく、どちらかと言うと、かす
みがかっているように感じることが多いです。
● 早期発見のために
緑内障を早期に発見する方法は、
『眼科で定期的に検診を受けること』です。
40歳を過ぎたら、年に1〜2回は定期健診を受けるようにしましょう。
実際に、「会社の健康診断で指摘を受けた」という理由で検査をされて、
緑内障だと分かる方も数多くいらっしゃいます。
緑内障はハッキリとした自覚症状が無いままに進行するので、
「物が欠けて見える」と感じたときにはかなり進行してしまっている場合が多いのです。
「検診を受けるなんて面倒だなぁ…」と思うお気持ちも分かりますが、
このような病気であることを理解して、
定期検診の受診と早期発見に努めて欲しいと思います。