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2015年12月14日

緑内障と白内障〜14〜

緑内障と白内障シリーズ、
前回は高眼圧が原因の緑内障についてお話しましたが、
今回は、正常眼圧の緑内障についてお話ししますね。

多くの緑内障は加齢とともに変化する眼圧を原因とする高眼圧のタイプになりますが、
正常な眼圧の範囲内でも緑内障の症状が見られる方が近年増えてきています。
日本人は特に正常眼圧の緑内障の患者さんが多い国民だと言われています。
正常眼圧の緑内障は現在も研究が進んでいる段階ではありますが、
ひとつの理由としては、1日の中でも時間帯によって眼圧が変動していることです。
これは生理的なものなので、
検査の時間帯を変えながら測定するなどの方法で発見できることがあります。
あるいは、視神経が圧迫に弱いために、
正常範囲の眼圧でも傷ついてしまうことも考えられます。
緑内障の症状が現れる眼圧は個々に異なるため、
正常範囲と考えられてきた眼圧が
全ての人にとっての正常値であるとは限らないという考え方です。

また、血流の悪さもひとつの原因と考えられています。
簡単に言うと、目が疲れ筋肉が緊張し硬くなってしまい、
目の細胞の働きを低下させてしまうのです。
近視の方は元々目の筋肉がうまくスムーズに動きませんので、
血流が悪くなるリスクは高くなります。

いずれの原因にしても、大切なことは『早期発見』『進行予防』です。
40歳を過ぎたら『定期的な検査』を受けて、
症状が見つかったときには『進行の予防』に取り組みましょう。
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2015年11月24日

緑内障と白内障〜13〜

シリーズでお話している白内障と緑内障のお話、
今回は緑内障の“原因”についてお話します。

緑内障の原因

緑内障の原因のひとつは、眼圧が上がり視神経がダメージを受け視野が欠けていくケースです。
これは“加齢”のために起こるとされ、
言い換えると誰にでも起こりえることだと言えます。

目は丸いボールのような形をしていて、
中には水晶体というレンズがあります。
目に光が入ると、光は水晶体を通って進み、
網膜の上で像を作ります。
これを視神経が感じ取って、脳に伝えることで、
私たちは「見える」と分かるのです。
網膜に像を映すとき、実は上下が逆さまになっています。
ところが脳に伝わると、
うまくそれを正しい向きに読み取っているので、
きちんとした向きに見えています。

この見えるメカニズムを支えるためには、
眼球に一定の硬さが必要で、それを『眼圧』と言います。
この眼圧が高くなり圧力がかかり過ぎると視神経を圧迫することになり、
視神経の機能が弱ってしまいます。
そのために、一部の情報が欠けて脳に伝わってしまうことになるのが
『高眼圧を原因とする緑内障』です。
眼圧が高くなっても自覚症状はないため注意が必要で、
定期検診での早期発見が重要になります。

posted by あまの眼科 at 09:00| 緑内障と白内障 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月20日

緑内障と白内障〜12〜


緑内障と白内障シリーズ、
前回、緑内障の症状についてお話しました。
今回はどのように視野が欠けていくか、イメージ図で確認したいと思います。

【初期】
自覚症状はほとんどありません。
緑内障.jpg

【中期】
自覚症状がない方も数多くいます。
無題.png

【重度】
周りの視野が大きく欠けます。
無題.jpg

視野障害を生じるものの、実際には見えていないことを
自覚することはほとんどなく、どちらかと言うと、かす
みがかっているように感じることが多いです。

● 早期発見のために
緑内障を早期に発見する方法は、
『眼科で定期的に検診を受けること』です。
40歳を過ぎたら、年に1〜2回は定期健診を受けるようにしましょう。
実際に、「会社の健康診断で指摘を受けた」という理由で検査をされて、
緑内障だと分かる方も数多くいらっしゃいます。
緑内障はハッキリとした自覚症状が無いままに進行するので、
「物が欠けて見える」と感じたときにはかなり進行してしまっている場合が多いのです。
「検診を受けるなんて面倒だなぁ…」と思うお気持ちも分かりますが、
このような病気であることを理解して、
定期検診の受診と早期発見に努めて欲しいと思います。

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