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2019年11月06日

秋も要注意!『花粉症』のお話 『花粉症』は突然に…

人が得る情報の8割は、視覚を通して得ているものと言われています。

大切な目だからこそ、日頃から『目の点検』を欠かさずにいたいものです。

不具合がないと、「見えて当たり前」と思いがちですが、加齢とともに目の病気を患うリスクは高まります。

この医院新聞を通じて「目の病気」について、一緒に考えてみたいと思います。

今回は、実は秋にも来院する方が多い『花粉症』のお話です。

◆ 花粉症とは?

花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因で、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどのアレルギー症状を起こす病気です。

春のスギ花粉症の症状に悩む方が多いので、花粉症は春の病気と思われがちですが、そうではありません。

実は、アレルギー症状を引き起こす花粉は、ほぼ1年中存在しています。

2月〜5月→スギ科の植物
5月〜7月→カモガヤ科の植物
7月〜9月→キク科の植物
10月〜12月→ヒノキ科の植物

このように、1年中どの季節であっても、植物の花粉が原因でアレルギー症状が起こる可能性はあります。

また、ホコリやダニ、ペットの毛など、いわゆるハウスダストが原因となっているケースも少なくありません。

あまり知られてはいませんがん、ガやユスリカなどの昆虫が原因となることもあります。




このように、私たちの生活には、アレルギーの原因となる物質がたくさん存在しています。

そのため、ひとことで「アレルギー症状」といっても、実際にはさまざまな原因物質が複雑に絡み合って、アレルギーの症状を引き起こしている可能性もあります。

事実、アレルギー結膜炎の症状が見られる患者さんは、季節性の患者さんだけでなく、通年性の患者さんも非常に多いものです。

また、コンタクトレンズを使っている方の場合は、程度の差こそあるものの、ほぼ全員にアレルギーの症状が見られています。

◆ 秋の花粉症にも要注意!

夏から秋にかけて花粉の飛散シーズンを迎える植物には、キク科のブタクサやヨモギなどがあります。

実は、花粉症やアレルギー症状で来院される患者さんのうち15%程度の方は、
この季節に目や鼻の症状を訴えて眼科を訪れています。

また、原因となる植物によって、症状も異なります。

春のスギ花粉は、花粉粒子径が大きいため、鼻の粘膜に留まりやすく、
下気道への影響は少ないため、春の花粉症は鼻水やくしゃみが代表的な症状です。

一方、秋の花粉症の原因のひとつとなるブタクサ花粉は、
花粉の粒子が小さいため気管に入って、ぜんそくのような症状を引き起こすケースもあります。

秋の花粉症にも要注意です!目のかゆみや充血などの症状が見られる場合は、眼科を受診してください。
posted by あまの眼科 at 10:00| 眼のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月16日

Q.ひどい目の疲れを感じます…疲れ目に効く薬はありますか?


これから暑くなると、疲れ目の症状が出る方は増加する傾向にあります。

夏バテや発汗による栄養素の流出など、症状が出る原因の多い季節なのです。


しかしながら、疲れ目に効く特効薬はありません。


ビタミンなどを含有し
眼精疲労を緩和する働きがあることをセールスポイントにしている市販の点眼薬もあるようですが、
それでスッキリ治るわけではありません。


ですから、目をリラックスさせること、睡眠をしっかりとること、規則正しい生活を送ることが大切です。


また、単に「疲れ目」と思っていても、初期の緑内障やドライアイなど、眼の病気から起こることもあります。


メガネやコンタクトレンズがご自身の眼に合っていない場合にも、疲れ目の症状は現れます。


目の病気などが、疲れ目の原因になることもあります。


症状が長引くようであれば、単なる疲れ目だろうと見過ごさずに、眼科での検査をおすすめします。


posted by あまの眼科 at 08:00| 眼のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月01日

ものもらいとは?


「ものもらい」(地域によっては「めばちこ」と呼ばれることもあります)という病気、
あなたも一度は耳にしたことがある病気でしょう。


まぶたが赤く腫れ、痛みやかゆみをともなう目の病気ですが、
一般的に「ものもらい」と呼ばれている病気には、実は2種類あります。


ひとつは『麦粒腫』(ばくりゅうしゅ)です。

まぶたには脂や汗の分泌腺や毛穴がありますが、その小さな穴から細菌が入って起こる化膿性の炎症です。


麦粒腫の症状は、主にまつ毛の根元あたり、まぶたの一部が赤く腫れます。


はじめはかゆみを感じる程度ですが、次第に痛みをともなうようになってきます。

ひどくなると、目と同じ側の耳たぶの付け根のリンパ節も腫れる場合があります。


まばたきすると目が痛い、充血する、ゴロゴロする、まぶたが赤く腫れるといった症状が出てくることも。


化膿が進むと、腫れた部分が自然に破れ膿は出てしまうこともありますが、
膿さえ出てしまえば、症状は回復へと向かっていきます。


もうひとつは『霰粒腫』(さんりゅうしゅ)と呼ばれるもので、
まぶたの中にできるやや硬いできものです。


脂の成分を出す部分がつまってしまい、その周囲に慢性的な炎症が起こり、
中におかゆのような状態の分泌物がたまったものです。


霰粒腫では、まぶたに小さなしこりを感じます。

触るとコリコリとしますが、痛みは通常感じません。


しかし、細菌に感染してしまうとまぶたが赤く腫れ、痛みをともなう場合もあります。

こうなってしまうと、麦粒腫と区別がつきにくい場合もあります。


2つの目の病気を総称して「ものもらい」と呼んでいますが、
この2つのものもらいは原因・症状・治療法もそれぞれ異なりますので、眼科で診察を受けましょう!


◆ ものもらいの予防と対策


ものもらいを予防するためには、何よりも目の周りを清潔に保つことが大切です。

まぶたの周りが不衛生であること、まぶたをこすることが主な原因になるからです。


夏場は汗をかいて、流れてくる汗とともにまぶたの汚れが目に入りやすくなるため、
「ものもらい」には特に注意が必要な季節になります。


また、季節の変化に体調がついていかないとき、抵抗力が弱まっているときなどにも、
ものもらいは出来やすくなりますので、このことからも夏場は要注意!

清潔にすること、そして体調管理に気を配りましょう
posted by あまの眼科 at 08:00| 眼のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする