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(03/06)Q.会社の定期健康診断では、眼底検査も受けるべきですか?
(02/26)もしかして「老眼」?

2019年03月06日

Q.会社の定期健康診断では、眼底検査も受けるべきですか?

企業にお勤めの方であれば、
労働安全衛生法で定められている「定期健康診断」を受診されていることでしょう。

この定期健康診断では、
目の病気の可能性を調べるために視力検査が必須項目に定められていて、
視力の低下が起こっていないかを調べることになります。
視力の低下は、目の病気の症状のひとつになりますので、ふるい分けという意味では効果的な検査ではあります。

一方で、目の病気というのは、
初期段階では自覚症状に乏しい病気がたくさん存在しています。

例えば、緑内障です。
緑内障とは、視神経が障害され、視野(見える範囲)が欠けて見えにくくなり、
進行すると失明してしまうリスクの高い病気です。

ところが、視野が欠けても、初期段階ではほとんど気がつきません。

緑内障がかなり進行してしまってから、初めて視野の欠けに気がつきます。

また、視野が大きく欠けてから治療を始めても進行を抑えることが難しくなるため、
早期発見が大切な病気です。

目の病気は加齢を原因とする病気が多いので、
40歳を過ぎた方は、オプションで眼底検査も受診しましょう。

眼底検査は、視神経や網膜の状態を診る検査で、
必要があれば瞳を広げて、網膜の隅々まで検査します。

オプションで眼底検査の選択ができない場合には、眼科で健診を受診してください。

40歳を過ぎたら、1年に1度は目の健康診断を受けることが大切です。


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2019年02月26日

もしかして「老眼」?


人が得る情報の8割は、視覚を通して得ているものと言われています。

大切な目だからこそ、日頃から『目の点検』を欠かさずにいたいものです。

不具合がないと、「見えて当たり前」と思いがちですが、
加齢とともに目の病気を患うリスクは高まります。

この医院新聞を通じて「目の病気」について、一緒に考えてみたいと思います。

今回は、加齢とともに気になる『老眼』について、確認していきましょう。


◆老眼って、何歳からなるんですか?

昔から俗に「老眼」と呼ばれている症状は、医学的には『老視』と言います。

老視とは、遠くを見たり近くを見たり、自由にピントを変える力が衰えることによって起こるもので、
近くのモノを見ることに困難をきたした状況を指します。

つまり、モノを見るときにピントを合わせる目の調節機能の衰えが原因で起こっている症状で、
正確に言えば、病気ではありません。

年齢を重ねるとともに誰にでも起こる目の老化現象であり、
避けることのできない生理現象でもあります。

実は、年齢を重ねることにともなう水晶体の老化現象は、15歳頃から始まっています。

しかしながら、一般的に40歳を過ぎる頃からピントが合わせにくくなるという自覚症状が現れて、
「老眼」に気付くというわけです。

40歳代で、徐々に近くを見る作業の時に不快感を持ち始めたのであれば、老眼の可能性が高いでしょう。


◆老眼の治療法は?

「自分はまだ若いから」と無理をすると、
目の疲れ、肩こり、頭痛、吐き気などの症状が現れるケースも少なくありませんので、
きちんと対処したほうが良いでしょう。

老眼の治療では、近用メガネ(老眼鏡)を使用します。

老眼鏡にもさまざまな種類があり、目的に応じて選ぶことができます。

まず、近用専用のメガネ。
レンズは近くの一定の距離に焦点を合わせていて、本を読む、書類を書くなど、
30cm前後の距離に焦点を合わせることに適しています。

遠近両用メガネは、スポーツやドライブなどの遠方を見る時はもちろん、
テレビを見たりパソコンや読書をしたりなど、日常生活のさまざまなシーンで活躍します。

面倒なメガネのかけ外しが不要となりますが、
レンズの上下で度数が徐々に変わる仕組みになっているため、
視線の使い方に慣れるまでには少し時間がかかります。

中近両用メガネと呼ばれる、屋内の3〜4メートル程度の範囲をカバーすることができるメガネもあります。

室内では遠方を見る機会が少ないので、屋内で重宝します。

近近両用メガネと呼ばれる眼鏡は、
手元の資料から少し離れたパソコンのモニターまでの範囲をカバーすることができ、
デスクワークの多い方に重宝します。
また、最近は老視用コンタクトレンズも販売されており、
視力矯正法の選択枝も増えました。

どのタイプのメガネを選ぶ場合でも、
ご自身の目の状態に合った度数のレンズで作ることが大切なので、
眼科で検査を受けてから購入することをお勧めします。


posted by あまの眼科 at 10:00| 眼のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Q.メガネ屋さんの検眼と眼科のメガネ処方はそんなに違うのですか?

眼科で行うメガネ処方は、屈折(ピントが正常に合わない状態)、眼位(左右の眼球が向いている方向)、
病気や生活習慣などを総合しての視力矯正を考えます。

一方、メガネ屋さんで行う検眼は、
メガネをかけた見え方(ご自身の見える感覚)で作ることが多いという現状があります。

近視や乱視の過矯正や遠視の低矯正などの問題を考えれば、眼科でのメガネ処方をお勧めしますし、
見え方の判断基準に乏しい学童期のお子さんは尚のことです。

では、大人のメガネ選び、中でも老眼鏡ならより客観的な見え方の判断ができそうなものですから、
問題ないように思われるかも知れません。

しかしながら、年齢を重ねるともに現れる(加齢現象で避けづらい)目の病気は、
初期段階では自覚症状がほとんどない、またはまったく無自覚のものがほとんどです。

よく見えない理由が老眼ではなく目の病気が原因だったというケースも少なくないので、
やはり眼科できちんと検査することをお勧めします。
posted by あまの眼科 at 08:00| 眼のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする