あまの眼科クリニックのブログ
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(09/11)おはようございます😄
(09/10)Q.学校眼科健診では、どんな検査をするのですか?
(09/09)9月がスタートしました
(09/03)Q.糖尿病で通院している内科で目の検査を勧められたのですが…
(08/27)健康のために取り組んでいること

2019年09月10日

Q.学校眼科健診では、どんな検査をするのですか?


新年度が始まると、学校健診が実施されます。

身長や体重の測定や内科健診などの項目と共に、
目の検査も実施され、主に次の3つの項目を検査します。

1.視力検査
2.学校眼科医による目の健診
3.色覚検査(希望者のみ、地域により異なる)

これらの検査項目に異常が疑われる場合、
学校から健診結果のお知らせの用紙が配布されます。

このうち、特に多いのは『視力』に関するお知らせです。

一般的に学校健診で行われている視力検査では、
視力をA〜Dの4段階で評価する方式を採用しています。

この検査は簡易的で、
黒板の文字が問題なく見られるかを目安に区分を割り振っていて、
概ね以下のような分け方になります。

A 視力1.0以上
B 視力0.9〜0.7
C 視力0.6〜0.3
D 視力0.3未満

このうち視力がB以下のお子さんに、
学校からお知らせが届くようになっています。

学校健診という性質上、
あくまでも生徒の視力が学業で問題があるか否かをふるい分けることしかできません。

ですから、もし検査結果のお知らせが届いた場合には、
眼科での二次検査を受けるようにしましょう。

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2019年09月03日

Q.糖尿病で通院している内科で目の検査を勧められたのですが…


糖尿病は、この病気そのものに注意が必要であることはもちろん、
その合併症にはもっと気をつけなければならない病気です。

中でも3大合併症と言われるのが、
神経(糖尿病神経症)や目(糖尿病網膜症)や腎臓(糖尿病腎症)です。

そのため、内科医も糖尿病の患者さんに対して、
定期的な目の検査をすることを積極的に促すのです。

目の網膜には、毛細血管が網目状に張り巡らされていますが、
血糖値が高い状態が続くと毛細血管が詰まるなど、網膜への酸素や栄養分の供給が不足します。

これが糖尿病網膜症を引き起こしますが、初期には自覚症状はほとんど現れません。

しかしながら、糖尿病を治療しないでいると、
5年間で10%、10年間で30%、15年間で50%、20年間で70%に網膜症が発症することが知られています。

進行すると失明に至ることもありますので、
早期発見と早期治療のために、眼科での定期健診を受けましょう!
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2019年08月20日

色覚異常とは?


色覚異常とは、
正常とされる他の大勢の人とは異なる色が見えてしまう・感じてしまう状態のことです。

物を正常にみるためには、視力・視野色覚の3つの機能が必要ですが、
色覚異常とはこの3つの機能のうち、色覚に異常がある状態です。

色の区別がつきにくい場合があり、日常生活に支障をきたしてしまう可能性があります。

色覚異常には、先天色覚異常(生まれつき異常がある)と
後天色覚異常(加齢やある病気の一つの症状として起きる)があります。

色覚の異常は自覚症状に乏しく、自分ではなかなか気づくことができないケースがほとんどです。

特に先天性色覚異常の場合には自覚しにくい場合が多いので
まずは検査を受けて色覚異常かどうかを知り、
ご自身の目の状態を正しく理解することが大切です。

早期発見できれば、症状に合った生活上の対処を行う
ことで、安心安全な生活を営むことが可能です。


◆ 学校健診は希望性になっています!

親御さん世代の方は、学校健診で色覚検査を受けたことがあると思いますが、
実は、学校眼科検診における色覚の検査は、
平成15年に必須項目ではなくなりました。

必須ではないものの必要時には色覚検査を実施するとされていましたが、
健診必須項目から削除されたために、
多くの学校では色覚検査が行われなくなっていました。

しかしながら、必須項目から削除されて約10年が経ち、
自らが色覚異常であることを知らないまま就学や就職することの弊害が表面化してきました。

たとえば、自衛官や警察官、消防士の他、航空・船舶・鉄道・バスの運転手など、
いくつかの職業には依然として制限があります。

自分がなりたい職業があるにもかかわらず、
その夢が実現する直前になって色覚異常が発覚し叶わなくなる…

このような事例が数多く報告されるようになり、
最近になって検査をしないことの問題が表面化してきました。

日本眼科医会の調査では、異常がある児童生徒本人はもちろん、
親御さんも問題が起こるまで色覚異常のことを知らなかったという方が半数に上るとのことです。

そのため、文部科学省は「平成28年4月から、
希望者には積極的に色覚検査を実施すべき」と発表しました。

色覚に異常があるお子さんが就学する場合の制限は、
わずかながらに今もあります。

もし学校で検査を受けられる機会があれば学校で、難
しい場合は眼科で検査を受けることをおすすめします。


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