とはいえ、美味しいものが多いからと、ついつい食べ過ぎてしまい、胃腸の調子を崩してしまうことには気をつけたいものです。
特に、夏の疲れに気候の変化が重なるこの時期は、体調不良や胃腸の疲れも起こりやすいもの。
食べる楽しみが広がるこの季節だからこそ、胃腸の調子を整えてくれる食材を紹介しましょう!
◆ 胃腸の調子が崩れるとどうなるの?
胃腸には食物から栄養を取り込む「消化吸収」と、身体の老廃物を体外に出す「排泄」という役割があります。
この胃腸の働きが不調になると、便秘や下痢、口内炎、あるいは肌荒れや口臭などのトラブルが起こります。
また、腸内環境が悪化することで、免疫力が低下してしまい、健康に大きな影響を及ぼすこともあります。
◆ 秋に胃腸の調子を崩す原因
秋に胃腸を崩す原因には、次のことが考えられます。
・食べ過ぎ飲みすぎ
夏の間は冷たいものをたくさん摂取し、秋になって旬の味覚を食べ過ぎたりすると、胃腸の調子は崩れます。
・ストレス、疲れ
夏の疲れを感じたり、夏の疲れからストレスを感じたりすると、胃腸の調子を崩しやすくなります。
・早食い
早食いは消化不良を起こしやすく、また満腹感を感じる前に次々と食べてしまい、結果として食べ過ぎになって胃腸の調子を崩します。
◆ 胃腸の調子を整える「秋の味覚」は?
秋の味覚のうち、胃腸の調子を整えてくれるおすすめの食材は、サツマイモです。
薬膳の世界ではサツマイモを蒸す「ふかし芋」は、胃腸を元気にしてくれる効果があると考えられています。
サツマイモは、柑橘類に匹敵するほどビタミンCを豊富に含んでいる食べ物で、ビタミンB群、β-カロテンも豊富に含む、栄養満点の食材です。
≪ 胃腸の調子を整える サツマイモのレシピ ≫
さつまいもの
レモンバターソテー
<材料(2人前)>
・さつまいも 200g ・レモン汁 小さじ2
・有塩バター 20g ・塩こしょう 少々
・パセリ 適量
1)さつまいもを皮付きのまま千切りにし、ボウルに入れた水に5分ほど浸す。
2)フライパンにバターを入れて中火で熱し、溶け始めたら水気を切った1を入れ、塩こしょうをして、焦げないように火加減を調節しながら炒める。
3)火が通ったら、レモン汁を入れて、さっと炒めて火を止める。
4)器に盛り付け、パセリを振りかけて出来上がり!
(レシピ参照:アスレシピさん)