目の疲れのせいでしょうか?
視界がぼやける症状には、視界の中心が特にぼやける、全体的にぼんやりとして見える、白くかすみがかったようにぼやけるなどがあります。
目がぼやける原因で、まず考えられるのは目の疲れです。
テレビやパソコン、スマホのモニターなど近くのものを見続けていると、ピントを合わせている水晶体の厚みを調節する筋肉が緊張したままになってしまいます。
そして、遠くのものを見るときと近くのものを見るときのピント調整がしづらくなり、どこを見てもぼんやりとして見えてしまいます。
目の疲れが原因の場合は、目を休めれば回復しはっきりすることがほとんどです。
しかしながら、長くこのような状態が続く、目がぼやけて視力が下がった気がする、目にフィルターがかかったように見えるなどの症状がある場合は、要注意です。
目の乾燥で角膜が傷ついていたり、コンタクトレンズを長時間使用して角膜が傷ついてしまったりすると、目がかすむことがあります。
あるいは、老眼が原因となることもあります。
最も怖いのは、白内障、緑内障、黄斑変性などのように、目の病気が原因で目がかすむ場合です。
ただの疲れかな…と思ったとしても、目の病気が隠れているかも知れません。少しでも異常を感じたら、自分で判断せず、眼科を受診するようにしましょう!