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2018年06月12日

「花粉症」のお話


「目の不調と病気」シリーズ、

今回は「目がまぶしい」「光がまぶしい」と感じる症状を確認していきましょう。

◆まぶしく感じる…その原因は?

目は光をどのようにキャッチしているのでしょうか?

目に入る光の量は、瞳孔と虹彩(瞳孔のまわりにある茶色の部分)によって調節されています。

暗い場所では、虹彩が縮んで瞳孔を大きく開き、光の量を増やします。

一方で、明るい場所では、虹彩が伸びて瞳孔を小さくし、光の量を少なくします。

ですから、
暗い場所から急に明るい場所へ移動すると、強い光を受けてまぶしさを感じるのは自然なことです。

一方で、通常程度の光でまぶしさを感じるとしたら?

例えば、部屋の照明やテレビ、スマートフォンなどの光さえもまぶしく感じられるとしたら、
目の異常があるかも知れません。

さらに、目の痛みや不快感を伴うようなまぶしさの感じ方の場合には、
病気の症状が疑われますので、すぐに眼科を受診するようにしてください!

◆強いまぶしさを感じる病気は?

異常なまぶしさを感じる病気の例としては、次のような病気が考えられます。

・角膜炎、結膜炎
・ドライアイ
・ぶどう膜炎
・緑内障
・白内障

実は、多くの目の病気において「目がまぶしい」「光がまぶしい」という症状が現れます。

目の病気に現れる典型的な症状のひとつとも言えますので、
普段よりもまぶしく感じるな…と思った時には、眼科を受診したほうが良いということです。

特に、緑内障や白内障など、加齢が原因となる病気の症状として、まぶしさを訴える方がたくさんいます。

太陽の光はもちろん、車の運転中に対向車のライトが異常にまぶしく感じたなど、
日常生活において「あれ?」と感じる方が多いようです。

特に40歳を過ぎた方は、ちょっとまぶしく感じるぐらいたいしたことないだろう…と思わずに、
日常生活でいつもと違う感じがした場合は、眼科を受診しましょう!



posted by あまの眼科 at 08:00| 眼の不調と病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする