あまの眼科クリニックのブログ
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診療時間中とは、またひと味違った(?)私たちが垣間見えるかも
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(12/15)寒い日が続いていますね
(12/08)私の趣味

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2020年11月25日
目元のくまを解消するには?
『健康美』という言葉があるように、身体の健康と美しさには、切っても切れない関係があります。
健康で美しくあるためには、ささいな不調を見過ごさずに、生活習慣を改善していくことが大切です。
今回は、疲れた印象に見えてしまいがちな『目のくま』について、その解消法を考えてみましょう。
◆ 目の疲れで困っていませんか?
現代社会では、スマホやタブレットなどが手放せず、また、仕事でもPC(パソコン)を使うことは当たり前になっています。
これらの機器で液晶をじっと見ている時間が長くなるほど目が疲れ、外見にも影響していきます。
どんよりした疲れ目では、他人に疲れた印象を与えてしまいますし、目元のくまの原因にもなります。
人は、何かを夢中で見ている時、まばたきの回数が少なくなります。
まばたきが減って筋肉が動かず、それが血行不良の原因となり、目元にくまができるのです。
目の疲れを解消すると、美容の悩みも解消できますよ!
◆ 目の疲れの原因は?
「眼精疲労」や「疲れ目」など、目の疲れを引き起こす原因には、次のようなものが考えられます。
1)液晶画面を長時間見続ける
つい夢中になり、スマホやタブレットなどの液晶画面をじっと見続けてしまうと、
眼球の位置が長時間動かなくなってしまい、目の周りの筋肉が疲労してしまいます。
2)長時間のPC作業や読書をする
マラソンランナーが走り続けていると筋肉が疲労するのと同じで、長時間目を使うと目の筋肉は疲労します。
3)睡眠不足
睡眠不足だと、疲れた目を休ませてあげられません。
また、睡眠中は副交感神経が働いて、筋肉の緊張もほぐしてくれますが、睡眠不足だとその時間も足りません。
◆ 目の疲れを解消するには?
目の疲れを解消するために、次のような工夫があります。
1)ホットタオルで温める
目の疲れ解消法の1つは、ホットタオルで温めてあげることです。目の周りの筋肉をほぐしてくれ、目の周りの血行を良くしてくれます。
2)目を酷使せず、時々遠くを見る
目を酷使過ぎないよう、時々休憩を取ることが大切です。時々遠くを見て、目の筋肉を緩ませてあげましょう!
もちろん、細かくまばたきをするのも効果的です。
3)眼球運動や目の開閉
眼球運動とは、顔を動かさず、眼球だけをぐるぐる回す運動です。
また、思いっきり目をつむって、パッと大きく開けることを繰り返す運動も、目の筋肉をほぐします。
睡眠時間の確保も含め、目を休めてあげましょう!
2020年11月17日
『近視』のお話
人が得る情報の8割は、視覚を通して得ているものと言われています。
大切な目だからこそ、日頃から『目の点検』を欠かさずにいたいものです。
不具合がないと、「見えて当たり前」と思いがちですが、加齢とともに目の病気を患うリスクは高まります。
今回は、身近な目の症状でもある『近視』について、お話します。
◆ モノが見える仕組みは?
人間の目は、カメラと同じような構造になっています。
カメラのレンズに相当するものを水晶体、フィルムに相当するものを網膜といいます。

カメラで写真を撮るときは、レンズが前後に動いてピントを合わせています。
人間の目は、水晶体がその厚みを増すことにより、無意識のうちにピントを合わせて、モノを鮮明に見ています。
目に入ってきた光は、角膜と水晶体を通り屈折して、
網膜に像が写し出されます。そして、視神経が脳に指令を出して、私たちは見えているという感覚を得ます。
目はピントを合わせるために、毛様体(もうようたい)により水晶体の厚さを調節します。また、虹彩(こうさい)により光の量も加減します。
◆ 近視とは?
近視とは、遠方から入ってきた光が網膜より手前で像を結んでしまい、モノがぼやけて見える状態です。
眼軸長(角膜から網膜までの長さ)が正常よりも長すぎる場合に起こる近視を「軸性近視」(じくせいきんし)と呼び、大部分の近視はこの軸性近視です。

角膜・水晶体の光の屈折力が強すぎるために、遠くを見た時に網膜上でピントが合わないために起こる近視を「屈折性近視」と呼びます。

大部分の近視は「単純近視」と呼ばれるもので、病気というよりも、身長や体重のような個人差です。
しかしながら、「病的近視」と呼ばれ、網膜剥離(もうまくはくり)などの症状を引き起こす近視もあります。
ですから、メガネやコンタクトレンズで視力を矯正する場合、必ず眼科を受診するようにしましょう!
大切な目だからこそ、日頃から『目の点検』を欠かさずにいたいものです。
不具合がないと、「見えて当たり前」と思いがちですが、加齢とともに目の病気を患うリスクは高まります。
今回は、身近な目の症状でもある『近視』について、お話します。
◆ モノが見える仕組みは?
人間の目は、カメラと同じような構造になっています。
カメラのレンズに相当するものを水晶体、フィルムに相当するものを網膜といいます。

カメラで写真を撮るときは、レンズが前後に動いてピントを合わせています。
人間の目は、水晶体がその厚みを増すことにより、無意識のうちにピントを合わせて、モノを鮮明に見ています。
目に入ってきた光は、角膜と水晶体を通り屈折して、
網膜に像が写し出されます。そして、視神経が脳に指令を出して、私たちは見えているという感覚を得ます。
目はピントを合わせるために、毛様体(もうようたい)により水晶体の厚さを調節します。また、虹彩(こうさい)により光の量も加減します。
◆ 近視とは?
近視とは、遠方から入ってきた光が網膜より手前で像を結んでしまい、モノがぼやけて見える状態です。
眼軸長(角膜から網膜までの長さ)が正常よりも長すぎる場合に起こる近視を「軸性近視」(じくせいきんし)と呼び、大部分の近視はこの軸性近視です。

角膜・水晶体の光の屈折力が強すぎるために、遠くを見た時に網膜上でピントが合わないために起こる近視を「屈折性近視」と呼びます。

大部分の近視は「単純近視」と呼ばれるもので、病気というよりも、身長や体重のような個人差です。
しかしながら、「病的近視」と呼ばれ、網膜剥離(もうまくはくり)などの症状を引き起こす近視もあります。
ですから、メガネやコンタクトレンズで視力を矯正する場合、必ず眼科を受診するようにしましょう!
2020年11月10日
メンタルの乱れにご用心!
気温高低差に伴う体温調節や、新しい環境での心の疲労など、いきなりの変化に順応することができず、
身体と心にストレスを与えてしまうことが少なくありません。
気候や環境の変化によって、メンタル面の健康を支える自律神経も乱れがちになってしまいます。
過剰なストレスは、身体と心の健康に悪影響を及ぼしかねませんので、油断できません。
気づかぬうちにストレスが強くなっていることがあり、注意が必要です!
◆ 心のバランスを整えるには
1.生活のリズムを整える
ポイントとなる時間は3つ!
「起きる時間」「寝る時間」「朝昼夕の食事の時間」です。
これらの時間を、毎日なるべく同じ時間になるように心がけましょう。
ただし、無理はせず、自分に合ったリズムを刻むことを意識してください。
2.栄養バランスのよい食事をとる
ビタミンやミネラルの豊富な野菜や果実が不足しないように、心がけましょう。
中でも、旬のものは栄養も豊かで、食べる楽しみも大きくふくらみます。
また、疲労回復や緊張緩和の効果が期待できる食材も、良いでしょう。
たとえば、心身の疲労回復にはヤマイモ、緊張緩和にはシュンギクが効果的と言われています。

3.休養をとる
休日は何もしない、のんびりした時間も必要です。プライベートも忙しくし過ぎないように、気をつけましょう。
音楽を聴いたり、散歩をしたり、ご自身なりのリラックス法で、休日を過ごしましょう。
4.体温調節をしっかりと
気候が不安定な春から梅雨の季節は、「薄物の重ね着」など、暑さ・寒さを感じたらすぐに脱ぎ着できるように、備えておきましょう。
◆ 「こころのリフレッシュ活動」しませんか?
「やる気がしないから行動できない」ではなく、好きなことを積極的に行うことで、楽しかった、気分がよくなったなど、プラスの感情を積極的に味わいましょう!
自ら意識して活動的に行動することで、良い感情、つまり「いいことがあった!」と感じやすくなり、脳も報酬を得やすくなっていきます。
その積み重ねで、マイナスな心のスペースは小さくなり、プラスの心のスペースが大きくなっていきます。
このような考え方は、「行動活性化療法」として、最近うつ病治療の現場でも活用されているそうです。
良いことに目を向けることで、こころの状態は良い方向に向かっていきます。
特に、今年は新型コロナウイルス騒動で、心が落ち着かないという方も多いと思います。
みなさんも、特別なことではなく、気軽にできる「こころのリフレッシュ活動」をしてみませんか?