あまの眼科クリニックのブログ
あまの眼科クリニックのブログを始めましたexclamation

診療時間中とは、またひと味違った(?)私たちが垣間見えるかもexclamation&question

(12/28)わたしの“趣味”
(12/14)わたしの“趣味”
(11/30)『網膜の病気』のお話
(11/16)乾燥肌の予防は、日常生活の見直しから!
(11/09)『患者さんの声』をご紹介します!

2020年03月24日

『入浴』とアンチエイジング

「アンチエイジング」という言葉、私たちの生活において、すっかりおなじみの言葉になりました。

皆さんにも少なからず関心のある話題だと思いますが、今回は『入浴』とアンチエイジングのお話です。


◆ 入浴によるアンチエイジング効果とは?

入浴によるアンチエイジングの効果は、次のようなものが考えられます。

・血行促進効果

ゆっくりとお湯に浸かり身体を芯から温めることで、血行が促され、血行不良によって起きる肩こりや冷えが解消されます。

血行の促進で、筋肉に蓄積された老廃物の代謝も促され、身体のむくみも取れていきます。

・ダイエット効果

お風呂でダイエットというと、発汗作用による効果が考えられます。

また、汗と共に、身体にたまった老廃物や毒素が排出されていきますから、新陳代謝が上がって、痩せやすい体質へと改善してくれます。

・リラックス効果

忙しい時、ふと「温泉に行ってリラックスしたい!」と口にしたことがあると思いますが、温泉でリラックスできるのはなぜでしょうか?

ぬるめのお湯に浸かり、身体があたたまることで、副交

感神経が働きはじめます。

副交感神経は、気持ちを穏やかにリラックスさせてくれる働きがあります。

副交感神経の働きは、気持ちを穏やかにするだけでなく、身体の面でも変化をもたらします。

心拍数が下がり、血管が拡張されることで、血液がからだの隅々にまで行きわたり、からだ全体が芯から温まります。

そうなると、筋肉は緩み、腸の働きも良くなって空腹を感じたり、便秘が改善されたりします。

・安眠効果

入浴すると身体が温まり、体温は上昇しますが、これはリラックス効果同様、血管が拡張して、温まった血液が全身に広がるためです。

入浴後も、血管はまだ拡張されたままですから、熱は体の外に放出されやすい状態にあり、入浴後は体温がだんだん低くなっていくのです。

そうやって体温が下がっていくことで、良い感じに眠くなり、良質な睡眠に入れるのです。

◆ アンチエイジング効果のある入浴法とは?

最後に、アンチエイジング効果のある入浴法をまとめておきましょう。

1)お湯の温度は38度〜40度ぐらい
2)できれば30分、最低10分は浸かる
3)就寝の1時間前までに済ませる

posted by あまの眼科 at 08:00| 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする