皆さんにも少なからず関心のある話題だと思いますが、今回は『入浴』とアンチエイジングのお話です。
◆ 入浴によるアンチエイジング効果とは?
入浴によるアンチエイジングの効果は、次のようなものが考えられます。
・血行促進効果
ゆっくりとお湯に浸かり身体を芯から温めることで、血行が促され、血行不良によって起きる肩こりや冷えが解消されます。
血行の促進で、筋肉に蓄積された老廃物の代謝も促され、身体のむくみも取れていきます。
・ダイエット効果
お風呂でダイエットというと、発汗作用による効果が考えられます。
また、汗と共に、身体にたまった老廃物や毒素が排出されていきますから、新陳代謝が上がって、痩せやすい体質へと改善してくれます。
・リラックス効果
忙しい時、ふと「温泉に行ってリラックスしたい!」と口にしたことがあると思いますが、温泉でリラックスできるのはなぜでしょうか?
ぬるめのお湯に浸かり、身体があたたまることで、副交
感神経が働きはじめます。
副交感神経は、気持ちを穏やかにリラックスさせてくれる働きがあります。
副交感神経の働きは、気持ちを穏やかにするだけでなく、身体の面でも変化をもたらします。
心拍数が下がり、血管が拡張されることで、血液がからだの隅々にまで行きわたり、からだ全体が芯から温まります。
そうなると、筋肉は緩み、腸の働きも良くなって空腹を感じたり、便秘が改善されたりします。
・安眠効果
入浴すると身体が温まり、体温は上昇しますが、これはリラックス効果同様、血管が拡張して、温まった血液が全身に広がるためです。
入浴後も、血管はまだ拡張されたままですから、熱は体の外に放出されやすい状態にあり、入浴後は体温がだんだん低くなっていくのです。
そうやって体温が下がっていくことで、良い感じに眠くなり、良質な睡眠に入れるのです。
◆ アンチエイジング効果のある入浴法とは?
最後に、アンチエイジング効果のある入浴法をまとめておきましょう。
1)お湯の温度は38度〜40度ぐらい
2)できれば30分、最低10分は浸かる
3)就寝の1時間前までに済ませる