あまの眼科クリニックのブログ
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診療時間中とは、またひと味違った(?)私たちが垣間見えるかも
(11/27)もうすぐ12月ですね
(11/27)こんにちは〜
(11/20)秋ナスは嫁に食わすな?
(11/16)秋から冬へ
(11/13)Q.逆まつげがあります。手術が必要でしょうか?

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2018年10月30日
Q.眼圧が高いと言われました…緑内障でしょうか?
眼圧とは、眼球壁に包まれた眼球の内圧のことで、
すべての緑内障に大きく関与する重要な指標です。
統計的に求められた正常眼圧は、10〜21mmHgですが、
日本人の平均は14.5mmHgです。
眼圧は1日のうちでも測定時刻により値が変動しますし、
季節による変動もあります。
ですから、1回の測定値が持つ意味は限られており、
測定時刻や日を変えて、繰り返し測定することが重要です。
何度か測定をしたうえで、
視神経乳頭の緑内障性変化、視野異常などを総合的に判断して、緑内障と診断する必要があります。
また、強度近視(強い近視の方)、家族歴、循環障害の有無なども
緑内障に影響を与える要素と言われていますので、注意が必要でしょう。
眼圧が高くても、視神経や視野に異常がない場合には、高眼圧症として経過観察するケースもあります。
2018年10月24日
2018年10月23日
「まぶたのけいれん」について
スマホやパソコンなど、目を酷使することが増えた現代人には「目の不調」を感じている方がたくさんいます。
ひと言で「目の不調」と表現していますが、現れる症状はさまざまですし、
「そうたいしたことはないだろう」と見過ごされているケースも少なくありません。
今回は「まぶたがピクピク痙攣(けいれん)する」症状について、一緒に確認していきましょう。
◆まぶたが痙攣する原因は?
まぶたの痙攣とは、目の周りの筋肉の瞼(まぶた)がピクピクすることです。
多くの場合は、
「突然まぶたもしくは目の周りがピクピクし始めて、しばらくするとおさまるものの、
しばらくするとまた繰り返す」というものです。
このような症状が、数日から数週間続くものを眼瞼(がんけん)ミオキニアと呼びます。
原因のひとつは、「疲れ」です。
スマホやパソコン、読書、テレビ、ゲーム、勉強などで目を長時間酷使することや
ドライアイ、睡眠不足などが原因となります。
もうひとつは、「ストレス」です。
顔面の神経は、ストレスが強くなると興奮し、不必要に筋肉を動かしてしまうために、
まぶたがピクピクしてしまうようです。
一時的なまぶたの痙攣であれば、疲れやストレスによるケースが多く、
疲れのサインだと考えて、あまり心配しすぎずに、まずはゆっくり休養することが大事です。
一方、目があけにくい、まばたきが思うようにできないなど、
症状が強いものは病気の可能性が疑われます。
例えば、眼瞼痙攣(がんけんけいれん)という病気があります。
まばたきやまぶたの開閉をコントロールしている脳神経にトラブルが生じ、
まぶたの痙攣や、まばたきがしづらい、目が開けにくいなどの症状が現れる病気です。
ドライアイと似た症状が出やすく、ドライアイと感じる方も多いようですが、
実際にはドライアイの患者さんの多くに眼瞼痙攣の症状がみられています。
まぶたの痙攣が一時的なものではなく、長く続いて止まらないようであれば、
病気の可能性も考えられるので、眼科にて検査することをオススメします。
◆目を休めてあげよう!
眼の痙攣を感じた場合には、まずは目の疲れやストレスを取り除くようにしてみましょう。
スマホやパソコンをよく見ている方は、定期的に目を休めてあげるようにしてあげましょう。
スマホやディスプレイとの適切な距離を保つことも大事です。
また、画面を集中して見てしまうと、まばたきを忘れてしまいがちになりますから、
意識的にまばたきをするように気をつけましょう。
遠くを見ることや目を動かしてあげることで、目の緊張を和らげてあげることも効果的です。
メガネやコンタクトレンズの度が合っていない場合にも、目は疲れやストレスを感じますので、
お使いの方は定期的に健診を受けるようにしてくださいね。